☆「森のスヌーズレン」地域社会に貢献！

国内初のスヌーズレン特化型施設「音と光の森 ルミネ」

「音と光の森 ルミネ」は、国内で初めてのスヌーズレン特化型施設として、2021年10月に開所しました。
スヌーズレン研究者をはじめ、音楽やアロマ、医療など、各分野に精通した専門家を招集し、法人内に「スヌーズレン専門家チーム」を設立。専門家のアドバイスのもと、約2年半の構想期間を経てルミネは誕生しました。

ルミネでは、様々な要因で日常に困り感を抱えているお子さまに対し、通常のデイサービスとしての療育支援に加え、活動の後半にスヌーズレンルームでゆっくりくつろぐ時間を設け、体力面や情緒面の安定を図っていきます。

森のスヌーズレン

ネイチャールームが誕生した背景

従来のホワイトルームの真っ白な空間は、「無機質な印象」を与えたり、「病院みたいでつらい闘病生活を思い起こす」といった声がありました。
重い障がいや病気がある方は、少し外を散歩するにもその日の天候や本人の体調、介助者が付き添えるかなど、クリアしなければいけない問題が多いため、慢性的な経験不足に陥る傾向があります。
それなら室内に作っちゃおう！ということで、さまざまな専門家のアドバイスのもと、森のスヌーズレンが誕生しました。外出が困難な人でも手軽に外のアクティビティを疑似体験できるよう、室内には人工的に自然の環境を再現し、自然の美しさを感じながらリラックスできる場所としてデザインされています。

使用アイテム!

音と光の森ルミネには3つのスヌーズレンルームがあります。主に使用しているスヌーズレンアイテムは、バブルチューブ、サイドグロウ、ジュピターです。これらは複数の感覚を同時に刺激するマルチセンサリーアイテムの基本セットとして、さまざまなテーマに順応し、幅広く活躍してくれます。
天井に吊るされた香り袋（アロマサシェ）からグリーン系の香りがほのかに香り、耳をすませば小鳥のさえずりや川のせせらぎなどの1/fゆらぎをふんだんに取り入れたヒーリングミュージックが聴こえてきます。
安全な布でできた切り株や、四季折々の景観に合わせたフェイクグリーンが広がっており、ハンモックやゆりかごなど、森の雰囲気にぴったりな家具が配置され、まるで森の中にいるかのような感覚を味わわせてくれます。
癒しと安らぎを与えてくれる森風インテリア。森部屋の主役となる色であるグリーンは、刺激が少なく落ち着きと安心感をもたらす効果があると言われています。

『※余談ですが、音と光の森ルミネさんのスヌーズレンルームは写真のように壁は円形で天井は緩い円錐形という独特な形状です（円形2部屋と長方形のブラックルームの合計3室あります）。
円形のルームはモンゴルの遊牧民の移動式住居「ゲル」を参考にしているそうです。建築中の写真下をご紹介します。（店長：柿崎）』

スヌーズレンのニーズ！

音と光の森ルミネは2021年のコロナ禍に開所し、スタートから約3年が経過しました。
現在は、1日の利用定員数10名に対して40名を超える利用契約児童が在籍しています。※2024年6月時点
近年、睡眠障害やうつ、パニック障害などが報道され、現代社会では実に75%以上の人々が悩みやストレスを抱えているというデータがあります。このような社会情勢の中で、スヌーズレンはリラクゼーション活動として注目され、ストレスの軽減や心の安定に期待されています。
''特に学校や福祉施設などでスヌーズレンを導入する場所が増えており、「静」の活動としてスヌーズレンのニーズは今後さらに高まっていくことが予想されます。

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『※毎日現場に携わっている著者ならではの、簡潔で的確な、わかりやすいガイド集です。スヌーズレンの基礎から具体的な機器類の紹介まで、惜しみなく発信しています。私もスヌーズレンの小事典として大変便利に活用させていただいております。期間限定公開ですからお早めにご覧ください！（店長：柿崎）』

【スヌーズレン解説書】
「おしえて！スヌーズレン100のコト」では、オランダ発の感覚空間「スヌーズレン」の基礎や実践方法をわかりやすく解説。初めての方でも理解しやすい内容でお送りします。
【ストレス解消の新アプローチ】
スヌーズレンは幅広い人々に効果が期待されており、近年、日本でも注目を集めています。ストレスや心の問題に対処する有望な手法です。
【わかりやすいガイド】
イラストや写真を交えて、専門的な内容をわかりやすく解説。スヌーズレンの有用性や実践方法を初めての方にも親しみやすい内容になっています。
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著者の講師活動や執筆論文、実践経験からの情報も掲載。実践者にとっても役立つ内容が盛り込まれています。

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