養護学校様（山形県）

養護学校さまでバブルチューブを体験していただきました！

養護学校01

先日、養護学校さまで当店の「バブルチューブ」を試用していただきました。期間は約3週間と短い時間でしたが生徒さん達はとても喜んで活用してくれたようです。

こちらの養護学校さまは、当店のサイドグローを1年半前からご利用いただいております。ご担当の先生が、予てより「バブルチューブ」にご関心がありましたので、タイミング良く今回はコンパクトなアクアTWINとジュピター・リトルを試用していただきました。学校さまの御厚意により、生徒さん達の様子や機器への改善要望等をご覧の皆様にご紹介できることになりました。（プライバシーポリシー上、学校名や生徒さんの写真は割愛しています。）

写真はスヌーズレン用に教室を遮光した部屋に機器類を置いた状態です。手前はサイドグロー（ミルキーウェイ・ダブル）で、その奥が今回試用していただくアクアTWINです。名前の通りツインのバブルチューブが特徴です。専用の台座にセットされています。

養護学校02

教室は広さにゆとりがありました。アクアTWINを教室の真ん中に置きます。それを挟んで左右にクッション性のある敷物を2ヶ所に敷ました。
左側はサイドグロー（ミルキーウェイ・ダブル）のコーナーにしました。右側は光る惑星（ジュピター・リトル）とティンクルスターとクリスマスツリー（先生自前の物もありました。）を置いたコーナーにしました。各コーナーは約6畳前後のスペースがありますので二つ合わせると12畳前後のスペースです。左右どちらのコーナーからもアクアTWINが見える配置にしました。

BGMはご担当の先生がいつも使用しているジブリ映画ミュージックのオルゴールバージョンやヒーリングミュージック等を流します。

天候不順で寒暖差が激しいとき、そんな時ほどスヌーズレンRoomで身体と心を休めるのが良いと思います。


養護学校03

スヌーズレンRoomの入口の所には使用予定表を設置しています。学級同士が重複しないように確認できます。

児童・生徒さんの様子や機器の改良・改善したほうが良い点を多くの先生方より感想を集めていただきました。下記の記述は、お忙しい中それらをまとめて頂いたレポートです。全てを正確にお伝え致します。

体験レポート

1.児童・生徒の様子『先生の感想』

●静かにして、リラックスしていた。

●ミルキーウェイ（サイドグロー）に興味を強くもっていた生徒がいた。

●ジュピター（光る惑星）は、しばらく遊ぶうちに楽しさ（触ると色が変わる）が分かってきたようで、楽しんでいた。

●すごく癒されて、子どもたちが喜んで見ていました。学校に、常設してもらったら素敵な空間になりそうです。（せめてジュピターだけでも。）

●色がいろいろ変化するので、興味をもってみていた。

●紐（ミルキーウェイの細いチューブ）を触り、口に入れることもあり、気をつけて口から離して対応した。

●学習後のご褒美や、クールダウンに大変有効であった。一人で過ごせず、終始教師にしゃべりかける生徒が、静かに過ごせる空間である。

●ツインタワー（アクアTWIN）への食いつきが全然違っていた。タワーに顔を寄せて食い入るように見ていた。高価と思うがぜひ学校に欲しい。

●ゆったりとした時間を過ごすことができ、1日の中で1番穏やかな時間に見えた。フルセットが、今後継続することを要望する。

●修学旅行の睡眠の学習に効果的だった。（眠ることに課題のある生徒が、担任の腕枕で寝る練習を自然に行うことができた。）

●手が不自由な生徒が、ジュピターの色を変えたくて、主体的に手を伸ばしてた。できれば、触っただけで色がかわるといいです。

●ツインタワーは大人が見ても癒される。

●毎日昼休みにスヌーズレンルームに行くことを楽しみに学習をがんばっている。

『店長：たくさんのご感想をお寄せいただきまして誠にありがとうございました。3週間と期限のあることが本当に申し訳ありません。撤収してお気に入りがある日突然消えてしまう生徒さん達の悲しさを想うとやるせなさを感じてしまいます。ごめんね…』

2.改良、改善したほうがよい点『先生の要望』

●ツインタワーがもっと頑丈そうだと良い。

●ツインタワー、台に登って上から水の中に手を突っ込んでしまうことがあった。上のふたがもっと頑丈だといいなと思った。

●ふたが取れないようになると良い。

●どうしても口に入れてしまうことがあるので、ナイロン、ビニール系で口に入れても大丈夫な製品を要望したい。

●音楽も流れるように改良してはどうか。音と色彩変化がちょうど合うようにするとよい。

●コード（ミルキーウェイの細いチューブ）にワイヤーを入れて好きな形に変形できると面白い。トンネルとかにできる。

●ジュピター、できればコンセント（コード）なしだと、もっと安全に楽しめそうです。（内臓された電池を電源にするとか。）

『店長：先生方からの貴重なご意見をいただきまして誠にありがとうございます。この改善点や改良点をご指摘いただくことが今回の大きな目的でもあります。』

●「アクアTWINのフタのご指摘が2件ありました。」早速、改善いたしましたのでご報告いたします。改善前はアクリル製（3㎜厚）の円形のフタを軽く置くだけのタイプでした。これはチューブの中の水が蒸発して水量が少しづづ減っていったとき簡単に補充できるように簡単な構造にしていました。改良後は素材をペット材（5㎜厚）にして割れない素材にして、更に透明チューブを円周に付加してふたがきつく閉まるようにしました。空気穴を小さくして数を3個に増やしました。これで子供の小さな指も入りません。

●「透明なチューブ（アクリルパイプ）の強度を心配するご指摘がありました。」アクアTWINの標準品は3㎜厚のアクリル製チューブです。アクリルは、耐衝撃性がガラスの10倍から16倍ありますので3㎜厚でも通常は問題ないと思いますが、しかし、ある施設（精神病院）様のご要望で、強い頭突きをする患者さんが居たのでさらに強化するため5㎜厚のアクリル製チューブを使いました。その後も何度か同じご要望がありましたのでオプションでご用意することにしました。心配な施設様には強化品を材料費アップとなりますが対応します。

●「音楽も同時に奏でて、さらに音と光が同調するご要望がありました。」とても良いと思います。今後の商品開発の参考にさせて頂きます。

●「光るトンネルのアイディアはおもしろいですね。」実現したら生徒さん皆が笑顔でトンネルをくぐってくれると思います。今後の参考にさせて頂きます。

●「ジュピターの電源についてバッテリー式のご要望がありました。」バッテリー式だとコードが無いので取扱が自由で本当に良いと思います。当初は充電式を考えていましたが、使用頻度が多くなればなるほどバッテリーでは役不足になることが分かって現在のACアダプタ式にしました。バッテリーは使用後の充電作業が必要です。忘れたりすると次の人が使用できなかったり途中で消灯してしまいます。また、バッテリーは現状消耗品のため、充電能力が落ちてきてある時期になると交換しなければなりません。もう少しバッテリーの性能が良くなれば変更したいと考えています。

●「ミルキーウェイの細いチューブをどうしても口に入れるので、口に入れても大丈夫な素材のご要望がありました。」現状は強靭なビニールチューブで保護していますので口に入れても大丈夫です。なかには、かじる子供さんも居りますので監視は必要になります。光ファイバー部分は何年も使い込むと多少傷んできますが、そこから感電したり漏電したりはしません。光る正体は光だけなので無害です。その点がイルミネーションと大きく違って安全なのです。また、オプションで光ファイバー部分だけの販売もご用意しています。

●最後にジュピターのことで一点アドバイスがあります。ジュピターは音センサーが内蔵されています。軽く球体を叩くとカラー変化します。しかし実は叩かなくても、笑ったり声だけでもカラーが変化します。これはリモコンの音センサーのレベル調整で可能になります。反応レベルを上げると声やその他の音にも反応してくれます。手の不自由な人は声や音でチャレンジしてみて下さい。

以上で今回のレポートは終わりです。
お忙しい中、このレポートをまとめて頂きました養護学校の皆さまにに心より御礼申し上げます。ご要望やご意見等を充分に吟味して今後の製品作りに役立てて参ります。
ご覧になられました皆様にもご参考になれば幸いです。